ホームページをご覧いただきありがとうございます。本校は昭和33年4月御坊商工高等学校として、御坊市湯川町小松原の地に創立されました。
平成15年4月には学科再編と校名変更を行い、単位制の普通科と工業技術科を併せ持つ紀央館高等学校として新しいスタートを切りました。『紀央館』の由来は、本校が紀州の中央に位置するところから『紀央』を、また、校地が室町時代の亀山城主、湯川氏の別邸「小松原館」の跡地であるところから『館』をいただき『紀央館』と命名されました。
「御坊商工の伝統」「紀央館の新しい力」「生徒の希望」のもと、時代のニーズに柔軟に対応し、幅広く活躍できる人材の育成を目指し、生徒と教職員、学校と家庭、地域社会との連携を大切にしながら、特色ある学校教育を展開しています。
平成19年度には、文部科学省・経済産業省中小企業庁『ものづくり人材育成のための専門高校・地域産業連携事業』の3ヵ年の指定を受け、2007年度問題(熟練技術者の大量退職等)による「技術の継承」「人材育成」等の喫緊の課題に対応するため、生徒や教員が様々な取組を通じて地元企業の匠(専門技術者)の技を体得する機会を得ました。
この取組は、『きのくにロボットフェスティバル』やその後の『わかやま産業を支える人づくりプロジェクト』として現在も発展・継続し、本校も積極的かつ意欲的に参画しています。
今後とも校歌にある「それぞれの価値、それぞれの道」をモットーに、生徒一人一人の個性を大切にしながら、多様な進路希望を実現させるとともに、「地域社会に根差したWell-beingの向上」「持続可能な地域社会の創り手の育成」を目指し、皆様方の御協力のもと教育活動の充実・発展に努めてまいりたいと思います。
保護者の皆様や地域の皆様におかれましては、引き続き、より一層の御理解、御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
学校長 西垣内 郁久